ああ・・・ポイント・オブ・ノーリターンを超えている。
これまで、商店街診断を数多く手がけましたが、こんなことを感じることが数多くありました。
ポイント・オブ・ノーリターンとは、物理学で、「そのポイント・状態を超えてしまうと、もはや引き返しが不可能となる地点」のことをいいます。
つまり死んでいるわけではない(店がないわけではない)が、もはや生き返る(繁盛する)ことが不可能と思える地点です。

私は、立地(場)は、生き物であるとおもっています。
だから、誕生期、成長期、成熟期、衰退期と推移するものと考えます。
(もちろん、長生きする“場”も数多くあります。)
「商店は、店に車をつけておけ」といった先人の言葉もあります。
いずれにせよ、人々のライフスタイルの変化などにより、“場”も栄枯盛衰があるということでしょう。
最近、SC(ショッピング・センター)で、思わず立ちすくんでしますことがあります。
歯抜けになっている専門店街。そこに、新規に出店したお店を目にした時です。
(たぶん、家賃等では、かなり好条件を提示されていると思います。)
半年先、このお店は残っているだろうか・・・・。正直そんなことを感じます。
もし、みなさんが、商店街や、SC(ショッピング・センター)での出店をお考えになられた時、まず、ポイント・オブ・ノーリターンを超えていないかどうか、考えていただきたいのです。
そして、越えていると感じたら、どんな好条件を提示されても出店してはいけません。